なぜ「ゾンビ×アイドル」が佐賀の街と経済を8年半も動かし続けるのか?
データで紐解く『ゾンビランドサガ』の経済効果、佐賀各都市の市街地変遷・日帰り観光ギャップ、
そして沼津・大洗・鷲宮との徹底比較から導く「参加型IPマーケティング」の成功法則
- 執筆・発行
- 壱観企画(代表:小西 嘉宏)
- 収録構成
- 全7章・図表13点(グラフ5点・比較表8点)・出典24件
- 登録番号
- T1810790556002(適格請求書発行事業者)
- 主な内容
- 観光誘致・商店街回遊・デジタルスタンプラリーの事例データ分析と、一般地域の周遊企画へ応用するための実務チェックリスト
- 1. 課題の本質
- 地方観光の停滞原因は「観光資源の不足」ではなく、日帰り客比率90%超(通過型観光)と大型集客拠点・中心商店街の空間分断にある(宿泊単価は日帰りの約5.3倍)。
- 2. 解決の仕組み
- 「宿泊施設に2倍のスタンプを付与する広域スタンプラリー(198箇所)」と二次交通・個店網の結合により、参加者22,544人(前年比2.6倍)・施設動員5倍超を達成。
- 3. 施策の持続性
- 単発イベントで終わらせず、来訪者が「地域を盛り上げる当事者」として参加するSAPフレーム(Story→Action→Participation)とアプリ不要のデジタル周遊設計が高い効果を生む。
表1:本調査報告書で検証する5大分析テーマと主要定量データ(確定実績値・モデル推計値・一次情報源一覧)
| 調査・分析テーマ | 本報告書で検証する主要データ(確定実績値・モデル推計値) | 一次情報源・データ区分 |
|---|---|---|
| 1. 広域周遊・スタンプラリー・インバウンド誘客 |
・夏季スタンプラリー(198箇所・宿泊2倍加点)参加者 22,544人(前年度比約2.6倍)・7月応募ハガキ 約2.83倍 ・唐津市歴史民俗資料館 1日特別公開来場 1,000人超(前年比5倍以上・日換算10倍) ・2019年佐賀県外国人観光客 125.9万人(前年比約2.02倍) ※複合要因含む |
【確定実績】 佐賀県観光連盟・自治体国際化協会(CLAIR)・追手門学院大学紀要・佐賀大学経済学部研究報告書 |
| 2. 地場産品コラボ・映画興行・自治体GCF |
・村岡屋「さが錦」コラボ売上が当初予想の1.5倍(12月工場フル稼働) ・劇場版『ゆめぎんがパラダイス』全世界興収4億円突破(宇宙科学館累計600万人達成) ・佐賀市バスGCFが開始4日で目標300万円突破・最終560.2万円(達成率186.7%) |
【確定実績】 たびらい佐賀・エイベックス公式発表・佐賀県立宇宙科学館発表・佐賀市広報課・毎日新聞 |
| 3. 2027年アリーナMICE興行と地域経済波及 |
・2027年4月SAGAアリーナ凱旋EXPO:単一興行経済波及効果 約4.3億〜5.4億円(中央値4.76億円)推計 ・県内直接消費 約2.8億〜3.5億円 / 佐賀市関連事業費 2,808万円(投資乗数約15〜19倍) |
【産業連関モデル推計】 佐賀県SAGAアリーナ公式試算実績(羽生結弦公演・B'z公演等)の産業連関乗数(1.538)準拠 |
| 4. 地方都市の市街地変遷と日帰り観光ギャップ |
・県観光客数は3,537万人(H26)へ4.5倍化した一方、日帰り比率92.0%と通過型化 ・佐賀市中心街通行量は郊外3大SC開業で1985年ピーク比1/3(5.2万人)へ縮小後、近年8万人へ回復。唐津市も日帰り89.7%・市内周遊率1〜7%の課題 |
【確定実績+基準換算】 佐賀県観光客動態調査・佐賀市都市再生整備計画(第2期)・内閣官房デジ田構想・唐津データバンク |
| 5. 先進聖地(沼津・大洗・鷲宮)との構造比較 |
・静岡県沼津市:単年経済波及 50.8〜61.4億円・案内所来訪 8.8倍・まちあるきスタンプ 97箇所 ・茨城県大洗町:年間直接効果 7.21億円・あんこう祭 14万人・商店街 66%増収 ・埼玉県久喜市鷲宮:3年累計波及 約22億円・初詣客 約5.2倍(47万人) |
【確定実績・学術推計】 NAIS論文・追手門学院大学紀要・野村総合研究所(NRI)推計・筑波大学地域研究年報 |
本レポートでは、分析の客観性と正確性を保つため、引用するすべてのデータについて「一次資料に明記された確定実績値」と「公的モデルに基づく推計値・逆算値、および複合要因を含む指標」を厳密に区別して表記しています。社内での検討資料や企画立案にご活用いただく際は、以下の前提にご留意ください。
- 2019年の佐賀県外国人観光客数(125.9万人・前年比約2.02倍)における複合要因:数値自体は佐賀大学経済学部研究報告書(p.7 図表5・佐賀県観光統計)の確定値であり、CLAIR報告でも台湾からの聖地巡礼ツアー催行やアジア圏からの問い合わせ急増が裏付けられています。ただし、前年比+63.5万人の増加すべてがアニメ単独の効果ではなく、当時の九州全体のインバウンド需要拡大や九州佐賀国際空港の国際線拡充などのマクロ要因と、アニメによる認知拡大が重なった複合的成果として解釈する必要があります。
- 2027年4月「SAGAアリーナ凱旋EXPO」の経済波及効果(約4.3億〜5.4億円・中央値4.76億円):未来の開催イベントであるため確定実績値ではなく、佐賀県が県の産業連関表を用いて公式算出したSAGAアリーナ過去興行実績(羽生結弦公演:波及4.82億円、B'z公演:波及3.86億円)の波及乗数(約1.538)と県外客比率(80〜85%)を適用した本調査によるモデル推計値です。
- 2018年度の夏季スタンプラリー参加者数(約8,670人):2019年度の参加者数「22,544人(前年度比約2.6倍)」(追手門学院大学紀要2023)という確定値から、
22,544人 ÷ 2.6倍として算出した逆算参考値です(7月応募ハガキ数の「672件→1,903件[約2.83倍]」は佐賀県観光連盟発表の実数確定値です)。 - 1985年(昭和60年)の佐賀市中心市街地通行量ピーク(約15.6万人):佐賀市都市再生整備計画にある「昭和60年をピークに減少」「平成15年時点でピーク時の約3分の1へ減少」「令和3年実測値が52,168人(約5.2万人)」という記述に基づき、
約5.2万人 × 3倍としてスケール比較用に算出した基準換算参考値です。 - 独立調査・権利帰属に関する表記(著作権法第32条・商標法第26条準拠):本報告書は公開統計・自治体発表資料・学術論文に基づき壱観企画が独自に分析・編纂した非公式の独立調査研究報告書であり、本文中で言及する各アニメ作品の製作委員会・版権元・関係自治体等の公式発表資料や公認提携商品ではありません。本報告書内の図表・グラフはすべて統計データから独自作成したものであり、作品画像・公式ロゴ等は一切使用しておりません。記載されている作品名・会社名・製品名等の名称および商標は、各権利者に帰属します。
第1章|「魅力がない」のではなく「知られていない」だけだった──データが暴く佐賀県の認知ギャップと先行事例『ユーリ!!! on ICE』の布石
「アニメやキャラクターとコラボしたものの、放送が終わると同時にブームが去ってしまった」「観光客数は増えているはずなのに、駅前の中心商店街には人が歩かず、宿泊や飲食にお金が落ちない」──これは、全国の自治体や地域プロモーションに携わるマーケティング担当者から最も多く聞かれる悩みです。
そうした中、2018年10月のテレビアニメ第1期放送から、2021年の第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』、2025年10月公開の劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』、そして2027年4月に開催される九州最大級・SAGAアリーナでの凱旋ライブ&EXPOに至るまで、8年半以上にわたって地域経済とファンの熱量を動かし続けている稀有なプロジェクトがあります。佐賀県全20市町を舞台にしたオリジナルアニメ『ゾンビランドサガ』です(一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)事例報告、追手門学院大学地域創造学部紀要)。なぜ、この作品は単年度のキャンペーンで終わらず、地場企業の工場をフル稼働させ、クラウドファンディングをわずか4日間で達成させ、空洞化していた地方都市の中心市街地に人を呼び戻すことができたのでしょうか。
1.1 人口減少に直面する佐賀県の「域内評価43.7% vs 関東評価21.4%」という情報ギャップ
マーケティングの第一歩は「現状の課題(ボトルネック)の正確な特定」にあります。佐賀県統計分析課のデータおよび佐賀大学経済学部山本研究室の研究報告書(2024年)によると、佐賀県の総人口は1955年の973,749人をピークに減少へ転じ、2022年には800,511人となりました。2022年には自然減が過去最多の5,653人(出生5,552人・死亡11,205人)に達し、若年女性層を中心とする福岡・東京圏への転出超過も続く中、定住人口の減少を補う「交流人口・関係人口の拡大」は地域経済の死活問題となっていました。
しかし、観光誘客における最大の壁は「九州外における圧倒的な認知不足」でした。CLAIRの事例報告が指摘する通り、2018年の都道府県魅力度ランキングで佐賀県は45位、2022年の地域ブランド調査では47位でした。ところが、回答者の居住地別データを分解すると、重要な構造的事実が浮かび上がります。
| 回答者居住地域 | 「とても魅力的」 | 「やや魅力的」 | 魅力度肯定計 | 九州居住者比 | マーケティング視点での構造的評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 九州地方居住者 | 8.7% | 35.0% | 43.7% | 100.0%(基準) | 実訪問率が高く、温泉・食・陶磁器・イベントの価値が定着(佐賀大学報告) |
| 関東地方居住者 | 4.5% | 16.9% | 21.4% | 49.0% | 九州域内の約半分の水準に急落し、メディア接触機会が不足(佐賀大学報告) |
| 北海道・東北居住者 | — | — | 17.8% | 40.7% | 遠隔地ゆえに具体的な観光イメージが形成されにくい構造(佐賀大学報告) |
| 近畿地方居住者 | — | — | 16.3% | 37.3% | 福岡・長崎への通過点となりやすく、指名訪問動機の創出が必要(佐賀大学報告) |
| 全国総合(2022年) | 4.5% | 17.8% | 22.3% | 51.0% | 前年(計21.1%)から1.2pt改善するも、首都圏・関西圏の低さが影響(佐賀大学報告) |
実際に佐賀県を訪れる機会が多い九州居住者では43.7%が魅力を感じているのに対し、関東では21.4%、近畿では16.3%と半分以下に落ち込んでいます(佐賀大学経済学部研究報告書)。佐賀県には、5日間で約80万人が集まる「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」や約100万人が訪れる「有田陶器市」、唐津くんち・呼子のイカ・嬉野温泉・武雄温泉など一級の観光資産が揃っています。つまり問題は「プロダクト(観光資源)の質」ではなく、「首都圏・関西圏・海外の生活者が佐賀県を自分事として認知し、わざわざ目的地に選ぶための強力なブランドストーリーの欠如」にあったのです。
1.2 先行事例『ユーリ!!! on ICE』が証明した「2年間で6万人・経済効果4億円超」の衝撃
この認知ギャップを突破する契機となったのが、県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」等を通じたアニメ・ゲームIPとの連携であり、とりわけ2016年10〜12月に放送されたフィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』(制作:MAPPA)の成功でした。唐津市をモデルとした架空の街「長谷津町」が登場した同作では、コラボ期間中(約2ヶ月)に世界27カ国から延べ約2万4,000人が来訪し、2016〜2018年の2年間では約40カ国・地域から6万人以上が唐津市を訪れ、宿泊者約2万人・4億円以上の経済効果をもたらしました(佐賀大学経済学部研究報告書、データのじかん、マネーポストWEB)。
第2章|公費発注ゼロで「30分×12話オール佐賀」を実現──製作委員会×県庁の共創ガバナンスと8年半のライフサイクル
2.1 「自治体の下請けPR動画」ではないからこそ大ヒットが生まれた
自治体が公費を投じて制作する「ご当地PRアニメ」の多くが苦戦する理由は、行政側の要望(「あれもこれも紹介してほしい」「ネガティブな表現は避けてほしい」)が優先され、エンターテインメントとしての面白さが損なわれることにあります。これに対し『ゾンビランドサガ』は、佐賀県伊万里市出身である株式会社Cygamesの渡邊耕一社長が2016年に佐賀県フィルムコミッションへ「故郷・佐賀を舞台にゾンビとアイドルのオリジナルアニメを作りたい」と相談したことを起点としつつ、制作費はMAPPA・エイベックス・ピクチャーズ・Cygamesの民間3社による製作委員会が100%リスクを負う純粋な商用作品として企画されました(CLAIR報告、追手門学院大学紀要)。
一方、佐賀県庁(広報広聴課・フィルムコミッション)は制作資金を出す代わりに、民間企業だけでは突破しにくい現場課題を徹底的にサポートしました。追手門学院大学紀要における佐賀県広報広聴課へのヒアリングによれば、県職員が制作陣のロケハンに同行してローカルなネタを提案し、県立学校・重要文化財・神社仏閣・地元工場(小島食品工業等)の取材許認可を円滑化し、幕末の歴史エピソード(第2期「佐賀事変」)では博物館学芸員への専門取材を仲介しました。作中で「佐賀県は風前の灯火」といった自虐ネタが登場することに対しても、県担当者は「自虐ネタは全く気にしていない。民間3社の製作委員会で『30分×12話、オール佐賀』。これ以上のPRはない」と懐の深い姿勢を貫き、放送開始直後の2018年10月20日には山口祥義知事が劇中グループ「フランシュシュ」を「佐賀県PR大使」に任命しました(唐津市公式ホームページ)。
2.2 単発ブームで終わらせない「4つの展開フェーズ(2018〜2027年)」の設計
さらにマーケティング戦略上注目すべきは、以下のように8年半以上にわたって話題のピークを創出し続ける「多段階のIPライフサイクル設計」です。
| 展開フェーズ | 対象期間 | 中核コンテンツ・施策 | 主要KPI・動員・興行指標(確定実績) | マーケティング・地域連携上の役割 |
|---|---|---|---|---|
| Phase 1 創生・爆発期 |
2018年10月〜 2019年12月 |
・TV第1期(全12話)放送 ・2019年7月唐津アルピノ凱旋LIVE ・第5回全国ふるさと甲子園 |
・ニコニコ総選挙2018年間大賞1位&TAAF2019作品賞グランプリ二冠(PR TIMES) ・アルピノLIVE+LV(3月公演と計2万人超動員) |
知事による「佐賀県PR大使」任命、198箇所スタンプラリーと初期コラボ商品の完売ラッシュで聖地ブランドを確立。 |
| Phase 2 広域定着・DX期 |
2020年1月〜 2024年12月 |
・TV第2期『リベンジ』放送(2021年4〜6月) ・QRデジタルスタンプラリー展開 ・全20市町マンホール設置 |
・県内約200スポットのQRデジタル周遊網構築(PR TIMES) ・第1〜3弾で全20市町に計30枚のマンホール設置完了(公式サイト) |
コロナ禍の移動制限下でも非接触型デジタルスタンプラリー周遊とEC・ふるさと納税(唐津市BD-BOX、佐賀市・伊万里市ドラ鳥返礼品)で関係人口を維持。 |
| Phase 3 劇場版再沸騰期 |
2025年1月〜 2026年6月 |
・劇場版『ゆめぎんがパラダイス』全国127館公開(2025年10月24日) ・4DX上映・伊万里湾大花火2025 |
・公開17日間で興収2億2,673万円・動員14.5万人 ・累計で全世界興行収入4億円突破(エイベックス公式) ・宇宙科学館が公開日に累計入館600万人達成 |
武雄市(宇宙科学館ゆめぎんが)や佐賀市(SAGAアリーナ・バルーンフェスタ)を新たな中核聖地として再定義しマンホール32枚へ拡大。 |
| Phase 4 大型MICE統合期 |
2026年7月〜 2027年4月以降 |
・佐賀市×製作委員会 連携協定(2026年7月10日) ・市営バス「フランシュシュ号」復活 ・SAGAアリーナ凱旋EXPO(2027/4) |
・佐賀市GCFが4日で目標300万円突破・最終560.2万円調達 ・佐賀市関連総事業費2,808万円計上(毎日新聞) ・SAGAアリーナ2Days即時完売+文化会館LV決定 |
8,400人収容のSAGAアリーナと県内企業14団体出展EXPOを核に、単一興行で4.3〜5.4億円規模(推計)の波及を生むMICEモデルへ進化。 |
第3章|数字で見る『ゾンビランドサガ』の経済インパクト──スタンプラリー動員・地場企業コラボ・GCF・アリーナ興行
3.1 スタンプラリー参加者22,544人(約2.6倍)・聖地施設動員5倍超・インバウンド倍増
まず観光誘客の直接的なエビデンスとして最も信頼性が高いのが、一般社団法人佐賀県観光連盟が毎年7〜9月の同一条件で実施している夏季スタンプラリーの前後比較データです。2019年7月〜9月に開催された『〜フランシュシュと行ってこんね!〜「佐賀県×ゾンビランドサガ」スタンプラリー』では、県内7エリアの観光施設・店舗101スポットと宿泊施設97スポット(計198スポット)にスタンプを設置し、「宿泊施設には通常の2倍(2個)のスタンプを押印する」というインセンティブ設計を導入しました(佐賀県観光連盟2019年8月プレスリリース)。
その結果、7月単月の応募ハガキ数は前年の672件から1,903件(約2.83倍)へと急増し、3ヶ月間の累計応募数は16,000件以上、総参加者数は前年度比約2.6倍となる22,544人(逆算による前年度推計値:約8,670人)を記録しました(佐賀県観光連盟2020年プレスリリース、追手門学院大学紀要)。翌2020年以降はスマートフォンでQRコードを読み取るデジタルスタンプラリー(県内約200スポット)へと進化し、非接触での広域周遊インフラとして定着しています。
出典:佐賀大学経済学部研究報告書(2024)、佐賀県観光連盟プレスリリース(2019・2020)、追手門学院大学紀要(2023)、CLAIR報告(2019)より作成
個別の聖地施設でも劇的な動員増が記録されています。フランシュシュの拠点洋館のモデルとなった「唐津市歴史民俗資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館)」では、2018年11月25日の1日限定特別公開に全国から1,000人以上が来場し、前年(2日間で約200人)の5倍以上(1日あたり換算で約10倍)に達しました(CLAIR報告)。また佐賀県庁展望ホールの夜間プロジェクションマッピング「ゾンビナイトサガ」(2019年7月〜)は、従来の無料から初の有料化(500円)に踏み切ったにもかかわらず、お盆10日間だけで約2,300人を動員し、翌年の非コラボ年と比較して約2倍の集客を達成しました(追手門学院大学紀要)。さらに2025年10月24日には、劇場版のタイトル舞台となった武雄市の「佐賀県立宇宙科学館《ゆめぎんが》」が映画公開当日に累計入館者600万人を達成し、スタッフ手作りの聖地展示や解説YouTube動画をきっかけに全国のファンがリピート来館する好循環を生んでいます(宇宙科学館公式発表、Cygames Magazine)。
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これより先の「3.2〜3.3 SAGAアリーナ凱旋EXPO産業連関推計(約4.3〜5.4億円)」「第4章 地方都市の市街地変遷と日帰り観光92%の壁」「第5章 沼津・大洗・鷲宮・佐賀の4大聖地マトリクス比較」「第6章 SAPフレーム3つの法則」「第7章 一般の観光・商店街周遊でも使えるデジタルスタンプラリー10の設計チェックリスト」およびA4全16ページPDFは、以下のいずれかの方法で今すぐご覧いただけます。
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